空への想い

心の空模様を綴る

褪することなし

 

 

どんな一日だった?

私はひたすら眠りの湖底に沈んでいたよ

身体も心も休息を要していたのかな

 

 

今夜も月は昨日より出が少し遅くなって、少し満ちた姿をしているんだろうね

 

 

秋が来るね

 

語っても語っても飽きることがなく

 

君と時を忘れ

 

夜が明けるまで語りあったのは秋だった

 

長かったような短かったような

 

今となっては

 

夢だったのかうつつだったのかわからない

 

いつまでも色あせない秋

 

 

 

語りても飽かず夜明すあの秋は夢となりしも褪(あ)することなし