2017-09-05 褪することなし どんな一日だった? 私はひたすら眠りの湖底に沈んでいたよ 身体も心も休息を要していたのかな 今夜も月は昨日より出が少し遅くなって、少し満ちた姿をしているんだろうね 秋が来るね 語っても語っても飽きることがなく 君と時を忘れ 夜が明けるまで語りあったのは秋だった 長かったような短かったような 今となっては 夢だったのかうつつだったのかわからない いつまでも色あせない秋 語りても飽かず夜明すあの秋は夢となりしも褪(あ)することなし