空への想い

心の空模様を綴る

克明に刻む

 

寒さを感じるような空見上げながら

 

ふと思った

 

想い伝える術は尽きたと

 

 

胸がつまったり

 

悲しみを感じることはなかったけど

 

 

視界を涙が覆ってた

 

 

 

手の甲をふと目にしたら

 

 

そこに刻まれた細かな皺が

 

 

私に 今 を語ってた

 

 

最初から共に生きてきたこの手の甲が

 

 

誰より何より 

 

 

私に 真実(まこと) を告げていた

 

 

   【手の甲に刻まれり皺誰よりも何より真実(まこと)吾に伝へり】