七夕よりも逢えない私は川を渡った。
川は普通の川じゃなかった。
その時向こう岸で君が待っていることは、夢みたけど望まなかった....
結局君と逢うことができなかったことも譲る。
せめて、 どんな言葉でもかけて欲しかった
君の声でなくてもいい、文字でも良かった
これは私の本音。
そして結局そこも譲った私への君の仕打ちは、私が去ったあと間もなくの彼女との再会だった。
そこもしょうがないと私は思ったよ。
でもその後出てきた言葉は、 〝捨〟 だった
私に何が言えるの?
これには我慢できなかったよ。
もったいぶらずにサッサと捨てられる方が、優しい仕打ちだと私は思う。