君に失望したんじゃないんだ
状況に失望した自分に、
失望などする必要も
失望しても意味などないんだろうと
そういう風に思うことに私はしたのだろう
逢うことが希望だとして
偶然に、あるいは習慣的に、周期的に君とすれ違う人もいれば、
彼女のように門戸が開いている人も、
それが叶わない私のようなのもいて、
私の周囲のすべても
君の周囲すべても
彼女の周囲も
すべての人の日常は、日々は、偶然であり必然なのだろうと
そんなことを思うようになった
私と君の道は平行線でパラレルに伸びているんだろうね
そう想い描くと気が楽になったんだろうと思う